海洋ごみクリーンアップ
【アンケート結果】ダイバーによる海中クリーンアップ活動
2021年6月に、ダイバー対象のインターネットアンケートを実施し、208名の方に回答いただきました。
ご協力いただきました皆様、ありがとうございます!皆様からいただいたアンケートの結果をご紹介します。
【属性】年齢・性別 回答数: 208
Q.年間のダイビング本数は? 回答数: 208
20代の世代がやや多かったようですが、性別やダイビングの頻度等はさまざまな方に回答をいただくことができました。
Q.ダイビングが楽しい、わくわくすると思う理由は何ですか?【複数選択可】 回答数:208
Q.海中クリーンアップの経験はありますか?回答数:208
Q.クリーンアップ活動が広がらない理由は?【複数回答可】 回答数:197
クリーンアップ経験者が普段のダイビングでクリーンアップをやらない理由とクリーンアップ未経験者がクリーンアップをやらない理由を合算した結果を示しています。経験者・未経験者ともにクリーンアップをやらない理由は同じ傾向があり、「拾ったゴミをきちんと処理できない(捨てる場所がない)」という理由が最も多くなっています。
ゴミを捨てる場所は?
実際、事前に拾ったゴミをダイビングショップさんやダイビングセンターさんで捨てさせてもらえるか確認してからゴミを拾うということも少ないのではないでしょうか。ダイビング中にゴミを見つけても、捨てる場所がなかった経験をしてしまっていると、拾わずにそのままにしてしまうかもしれません。また、ゴミの種類によっては処理が難しいものもあるので、どのようなゴミを拾ったほうがいいのか事前に確認ができるといいかもしれません。
ゴミを拾ったら?
ダイビング中に拾ったゴミをBCDのポケットにいれておいたのに、あがって見たらなくなっている!ゴミを入れるネットを手にもっていたのに気付いたらなくなっている!という経験もした人もいるのではないでしょうか。安全にダイビングをすることが一番大切です。拾ったゴミをスムーズに収納できるできよう、ダイビング向けのゴミネットを使うのもいいかもしれません。
それ以外の自由記入回答としては、「すでにカンやビンが生き物のすみかになっている」、「ダイビングは費用も高く、わざわざお金を払ってゴミ拾いをしたくない」、「拾えないくらいのゴミがあったり、ハサミが必要なことがある」というコメントもありました。
確かに、日常とは別世界を味わうためにダイビングをやっている方が多いと思います。クリーンアップ自体が目的になるのではなく、ファンダイビングの中で、エントリー前に器材の確認をするように、エキジットの際に安全停止をするように、ごく普通のことになるといいのかもしれません。
Q.【クリーンアップ未経験者】
海中のクリーンアップ活動は機会があれば参加してみたいですか? 回答数:107
クリーンアップ未経験者のうち、約85%の人がクリーンアップをやってみたいと答えています。クリーンアップをしにくい要素を少しでもなくしていきながら、ひとりでも多くの方がクリーンアップをする機会ができるといいですね。
海中クリーンアッププロジェクトを開始しました!
海中クリーンアップが少しでも定着するように、プロジェクトを実施しました。クラウドファンディング(CAMPFIRE)で資金を集め、ゴミネットを配布するとともに、Web上で活動を拡散する場を作ります。一人でも多くの方に拡散いただけますと助かります。ぜひご協力をお願いいたします!(8月22日まで)